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12月の 熱帯夜

2004
 韓国 MBC 制作


(オ・ヨンシム
オム・ジョンファ


(パク・ジョンウ
キム・ナムジン

「12月の熱帯夜」
韓国MBC
公式サイト


「12月の熱帯夜」
日本公式サイト



素材サイト様より
お借りしました

BGM
悲愴(第二楽章)
(ベートーベン)


壁紙


写真


星・ランプアイコン


第1話←クリッ♪


 ドラマのはじめは明るい系?(ロマンスもそうでしたね)でも、さすが韓ドラです。
 物語後半のナムジンssi泣けました〜。
 最終回のころは これでもか これでもかという感じで・・・
 主人公ヨンシムのつらい選択も、オム・ジョンファssiの
 演技のうまさに引き込まれ、最後まで応援したくなりました。
  夫も含め、3人の心の微妙な変化がよく描かれています。
  驚いた事に お気に入りのドラマ、イ・ビョンホンssiの「ハッピートゥギャザー」
 ・・・私が恋に落ちた「ロマンス」の脚本家 ぺ・ユミssiの作品と知って
 納得したアジュンマでした。
 そして偶然ですが、もう一つのお気に入りドラマ「復活」の主人公
 (ハウン役)のオム・テウンssiと、オム・ジョンファssiが姉弟と知り
 両方とも大切に書いていきたい作品と思っています。

−−−−−−−−−−−登場人物−−−−−−−−−−

 《オ・ヨンシム》
 小さい頃から母親の畑仕事を手伝って育ち、20歳の時「出来ちゃった婚」で
 田舎から、ソウルの医者一家に嫁いだヨンシム。
 小学生と幼稚園の二児の母だが、望まれない結婚で 嫁とは認めぬ姑と
 小姑(義妹)のいじめ・・・そして、夫にまでも冷たく扱われている。
 義妹の子供の面倒まで押し付けられ、
 お手伝いのように家事をこなしながらも、持ち前の明るさで10年が過ぎていた。

 《パク・ジョンウ》
  自動車教習所の教官と、大学で教授の助手をしている学生。
 カメラとマウンテンバイクが趣味。
 無愛想で冷たい印象を与えるが、本当は繊細で心の温かい青年。

 《夫 ミン・ジファン》
 大学病院の脳外科医。責任をとる形の結婚で
 妻にたいしての愛情は無く冷たい夫。
 ソウルメイトと言いながら、初恋の女性ガフンと会っている。

 《ソン・ジヘ》
 7年間交際していたジョンウと別れ、将来のある医者
 (ジファンの弟)と結婚する、現実的で自己中心的な女性。

 《姑、小姑》
 姑・・・・・・・・・とにかく口うるさい!!
  小姑(義妹)・・嫁ぎ先の夫の留学中、子連れで実家に戻る。
         仕事をしている事を理由に、子育ては全部ヨンシム任せで
         姑と共に口うるさい!

 《舅、義弟》
 舅・・・・ 個人病院の院長。この家族の中で比較的ヨンシムに優しい。
 義弟・・・父親の病院で働く医師。ジヘとジョンウのいきさつは知らずに
      ジヘと結婚して、ヨンシム達と同居する。

     −−−−−−−−−−−あらすじ−−−−−−−−−−−

 ===大学病院===
 看護婦が「奥様から頼まれました」とラジオを持ってくる。
 ヨンシムの元気な声
 「私からアタックしたんだから・・お医者様で私の郷里に派遣されてきたの
  彼を見た瞬間、ビビッときちゃってその日から彼ひとすじよ」
 (夫ジファン)「もういい」 顔をしかめる
 (看護婦)  「奥様の歌がはじまりますよ。のど自慢の生番組なんです」

  ===ヨンシムの家===
 義妹の子供(フン)をオンブして電話で歌っていたヨンシムは
 帰宅した姑に見つかり、怒鳴られているところが全部ラジオから流れてしまう。
  その後、謝るヨンシムに・・
 (姑)「息子のなれそめまでペラペラしゃべって、すませんも聞き飽きた。
     毎度毎度その繰り返し!頭がクラクラする。今すぐ消えて!!
     家を出て行けといっても聞かないだろうから
     せめて今だけでも消えてちょうだい!!
     こんな女にひっかかったばかりに
     大事な息子の一生がメチャメチャよ!!」

 公園に来たヨンシム
 「ソウルに住んで10年なのに、他に行く所も 友達もいないなんて・・・」
 母親からニンニクと干物を送ったと電話が入る。
 (ヨンシム)「やめてって言っているのに・・・私が困るんだってば」
 (母)   「満足な嫁入り道具も持たせなかったんだ。親心だと思いなさい」

 家に戻ると荷物が届いていた。
 (姑)   「外に出して!あなたの家ではこれがご馳走なの?
        見るのもイヤ!」  箱を足蹴にする。
 (ヨンシム) 「これは母が挨拶がわりに・・・」
 (姑)   「あいさつ?勝手に押しかけてきたくせに
        お腹の赤ん坊で息子をおどかして身の程知らずが。
        あなたの家と親戚なんて!今すぐ出して!
        あなたがいるだけでも息がつまるのに、こんな臭いもの迷惑よ!」

 物置で、箱に書いてある母の字を見ながら涙ぐむヨンシム・・・

  ===ジョンウの大学===
  ジョンウが後輩に講義中、 「何か質問は」に
 (女子学生) 「先輩、ジヘさんと別れたって本当ですか?
         7年も付き合って突然他の男に乗り換えるなんて」
 (ジョンウ) 「結婚したら、自分の父親を呼んで同居する。
         父は糖尿病で合併症も患っている。妹の亭主はヤクザくずれ
         暴力沙汰の示談金や借金で、俺にも泣きついてくる。
         来学期は復学の予定だが、卒業まで2年かかる。
         留学なんて夢だ。卒業後は設計事務所に就職するしかない
          稼ぎだって、たかがしれてる。
         これが俺だ・・・何も知らずに非難するな。
         ジヘの悪口を言うのは、まったく筋が違っている」

 教室の外でこの話を聞いていたジへ。
 ジョンウに式の日取りが決まったことを伝える。
 「幸せに・・これは本心だ」と言うジョンウ。
 別れたあと、追いかけてきたジヘはキスをして去って行く。
 (あなたを愛し続ける自身がないの・・死ぬほど愛している分憎むようになるわ)

 ===ヨンシムの家===
  持参金を持ってきたジヘ。ヨンシムは「私の分まである!」と開けてしまう。
  姑   「ホント恥知らずね!学歴のことはどうにもならないけど親のしつけは
      どうなっているの?せいぜい畑を耕して干物をつくることぐらい?」

  夕食時、泣き止まないフンをヨンシムに押し付ける義妹「私お腹がすいているの」
 「私だって空いている」と言いながらもオシメを替え、歌ってあやすヨンシム。

 その頃、夫ジファンはガフンと会っていた。
  彼女から昔二人でよく聴いた曲をプレゼントされ、思い出話をする。

  帰りの遅いことを心配したヨンシムは、夫に電話を架ける。
 トイレに立ったジファンの携帯に出たガフン
 「よく、一緒にいるみたいね」と言うヨンシムに
 「友達だもの、妻より友達が必要な時ってあるでしょ」

  ===夫帰宅後===
 オーストラリアに、短期語学留学している子供達に会えなくて淋しいと
 夫の部屋に入ってきたヨンシム
 (目を閉じてガフンから貰った曲を聴いている夫)
 遠回しに、友達の旦那が浮気したと作り話をする。
 「大丈夫だ、彼女とはそういう仲じゃない。ガフンは僕のソウルメイトなんだ」
 目を閉じたまま冷たく言う夫。
 部屋を出たヨンシムは、一人で深夜テレビを見ながらソファでうたた寝をする。
 声をかける事も無く、テレビと電気を消して 一人で寝室に行ってしまう夫・・・

 ===結婚披露宴会場===
 ジヘが両親へ感謝の手紙を読んでいる時、田舎の母を思い出し 大泣きして
 会場を追い出されたヨンシムは、トイレで泣きながら母親に電話をする。
 (ヨンシム)「ごめんね、お母さん。私の結婚式出られなかった・・・
        式場に来ていたのに追い出されて、お母さん可哀想だった・・」
 (母)   「そんな昔の話。写真さえあればもう満足だよ」
 (ヨンシム)「一人暮らしにさせて田舎から呼ぼうともしなかった
        ソウルに来ても旅館に泊まらせてばかり
        誕生日も祝ってあげていない。
        元気なお母さんも、だんだん歳をとっていくのに・・・」

 その頃、ジョンウは会場の入り口から 涙を流しジヘの花嫁姿を見ていた。
 その後、ヨンシムとジョンウはぶつかってすれ違う。

        ・・・・・・二人の最初の出会い・・・・・・

 ジヘの口添えもあって、始めて里帰りを許されたヨンシム・・
  母親へのお土産をたくさん持って「南海行き」の高速バスに乗り込むと
 借金で売り飛ばされそうになって追われている女性と出会う。
 ヨンシムのお土産で隠し、助けてあげた事がキッカケで友達になった二人。
 ヨンシム 「おっ、休憩所!」 友達 「はじめて?」
  ヨンシム 「高速もはじめて。高校出てすぐお嫁に行ったから・・
       ホットドックもスルメも食べちゃおう♪」
 変装に使っていたカツラをかぶせてもらい、楽しそうに買い物をするヨンシム。

 父親の病気のことで南海に向かっていたジョンウは、
 教習所の友達ギテから借りた車の調子が悪く、休憩所で修理してもらう。
 「南海に着いたかって?お前の車のせいで今、足止めをくらっている」
 買い物中、電話の声になにげなくジョンウを見るヨンシム・・

  ヨンシムの帰りをイライラして待っていた友達だったが、バスが出発してしまう
  ヨンシムは間違って隣に止まっていた釜山行きのバスに乗っていた。
 気がついた時はすでに遅く、困ったヨンシムだったが   「アッ、南海!」
 さっきの電話の青年が目に入る。 「でも、断られたら・・・」
 そこで考えたヨンシムは、カツラをかぶりスキをみてジョンウの車に乗り込む。

 戻ってきたジョンウ「チョット!何ですか?」
 ヨンシム、隠れるように「シーッ!」  第1話 おわり


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