2011  韓国 SBS 制作

(ヨンジェ) キム・ソナ 
(ジウク) イ・ドンウク
(ウンソク) オム・ギジュン



「女の香り」
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女の香り第1話〜第5話    
                                                           動画を見るときは、曲を止めて下さい

平成10年に「マイガール」を更新して以来、
久々にUPしたいと思える名作「女の香り」に出会えました。

といっても、今回ツボに嵌ったのはヨンジェの担当医
ウンソク役のオム・ギジュンssi。

いじめや貧しさなど幼少時代のトラウマを抱え、
人とのコミュニケーションが苦手な冷血漢漂う医者を演じています。

余命6ヶ月の幼馴染ヨンジェに担当医として再会したウンソク。
ヨンジェに対する切ない想いを秘めながらも、医師として彼女を見守るうち
徐々に本来の人間性を取り戻していく・・・そんな姿が繊細に描かれています。

又、ウンソクを慕う患者ヒジュの存在もこのドラマを盛り上げてくれました。

あと、ヨンジェ母と娘の絡みも涙なしには見られません。
(その後を心配しての母の再婚は急ぎ過ぎの感はありましたが)

そして、この物語にスパイス的な役割を果たしたのがタンゴ。
タンゴ教室の講師ラムセス役のキム・グァンギュさんは、
実際のタンゴ歴も10年との事で、
ドラマの中でも素敵なタンゴを披露してくれました。
(ファンタスティック・カップルのビリーの秘書、コン室長ですね^^)

ただチョット残念なのが韓ドラ定番の御曹司や高慢令嬢など・・・
シンデレラストーリーは、もう飽き気味で
ウンソクの事がリアルだっただけに、薄っぺら感が否めませんでした。
(赤い車も、なんだかなぁ・・・^^;)

それにしても、ジウク役のイ・ドンウクssi
ずいぶん痩せましたね。
古いところでは「酒の国」そして「マイ・ガール」では
とても素敵だったのですが・・・

という事で今回は、すっかり嵌ってしまったウンソクの
心に残った画像とセリフをUPしてみました。
ウンソクファンの方はお楽しみ下さいね^^。

(なので、ジウクは殆ど出てきません・・・ミアネヨ〜^^;)



==病院==

(旅行会社に勤めるヨンジェ。  仕事中、交通事故で病院に運ばれる)

偶然、腫瘍が見つかり精密検査を勧める腫瘍内科の医師ウンソク。
小学校の同級生と気づいたヨンジェは嬉しさのあまり
ウンチを漏らしたウンソクの思い出話など親しそうに話かける。

ウンソク 「イ・ヨンジェさん、僕はここの医師です。
      あなたは患者、タメぐちは困ります。
      友達のような態度はやめてください。
      あなたと違って僕は・・・何も覚えていません」
笑顔ひとつ見せず言い放つウンソク





==家族と来るよう言われていた検査日==

ウンソク 「遅いですよ 一人?」
ヨンジェ 「あんたがいる 友達でしょ」
ウンソク 「家族と来院を」
と行きかけるが、ため息をついて立ち止まり振り返る

心細そうなヨンジェ



==同僚と検査結果を見ているウンソク==

同僚   「先生の友達なら、私から話しましょう」
ウンソク 「友達だと?」
同僚   「だから同意書にサインを」
ウンソク 「誤解だ」  出て行くウンソク
同僚1  「友達に余命宣告するのか?」
同僚2  「“死神”には友達も母親も関係ないんだよ」




==診察室==

病名を告げられたヨンジェ

ウンソク 「胆管から肝臓にも転移しています。
      放射線治療も無駄です。」
ヨンジェ 「・・・どれくらい・・生きられる?教えて・・・話して・・・」
ウンソク 「・・・テキスト上では・・6ヶ月」






==病院==

治療方針ついて説明を受ける中、抗がん剤治療を拒否するヨンジェ。



ヨンジェ 「私の父は肝臓ガンで死んだの。抗がん剤治療を受けてたわ
      怖いの。針が刺さった瞬間にガン患者になりそうで・・・
      怖くてたまらない」
ウンソク 「ヨンジェさん、あなたはガン患者です・・・3日後に来てください・・・
      どうしますか?僕も時間を無駄にしたくありません」



ヨンジェ 「ウンソク・・・あんた母親がガンでも同じこと言った?
      二十数年ぶりに会った同級生にあんまりよ。
      治療を受けるにしても別の先生に頼むわ!
      あんたに医師の資格はない。友達にこれじゃ他人にはもっと残酷なはず
      ただでさえ、不安がいっぱいで恐ろしいのに
      あんたが担当医だと治る病気も治らない!」



怒りに震え部屋を出て行くヨンジェ。 動揺するウンソク。



==病院==

治療開始の事で連絡を取りたいウンソク。
怒って出て行った時の事が頭をよぎり、ヨンジェへの電話をためらう。
受付にかけさせるが、沖縄旅行中のヨンジェは何度かけても出ない。

==病棟回診後==

抗がん剤の効果もなく余命まもない患者の夫に
薬の中止と退院を促すウンソク。
お金ならいくらでも出すからと懇願する夫

ウンソク 「無責任ですか?
      余命3年の人を5年以上 生かしたんです
      ホスピスではありません。
      大勢の患者がベットの空きを待っているんです
      薬を飲んでも無駄です。あと数日の命です。」

夫    「妻は薬を飲まないと死ぬと思っているんだ」

ウンソク 「飲んでも死ぬと伝えてください
      死を受け入れる時間を作るのも家族の役目です。
      今日中に退院を」

この話を偶然聞いてしまった妻はショックのあまり倒れ
その日のうちに亡くなってしまう。



夫は院長に抗議し、その事で科長に注意を受けるウンソク
科長   「高圧的な態度を取ったそうだな 
      医学的ミスでなくても君の態度は問題だ」

==廊下でうなだれて座り込んでいる夫==

ウンソクの胸ぐらを掴み
夫    「妻は生きたがっていた なのにお前が殺した。
      妻は意志が強かった お前の話を聞いて急変した 
      希望を失ったんだ」
ウンソク 「希望を持てば生きられると?
      意志があれば長生きできると?
      だとしたら誰も死にませんよ」 突き放すウンソク




気がつくと、廊下に
そのやり取りを聞いている人々が・・・






==病院==
 
あの騒動以来、担当医(ウンソク)の変更を希望する患者が増え
忙しくなったと同僚医師達からイヤミを言われるウンソク。

そんな中、腹痛でヨンジェが病院に運ばれてくる。

脂汗を流して痛がるヨンジェ
ウンソク 「だから早く治療しろと言ったんだ・・・電話までして!
       《怒るウンソク》」

CTと血液検査の指示を出し
行こうとするウンソクの腕を掴むヨンジェ。

ヨンジェ 「ウンソク、怖いわ  このまま・・・死にたくない」
ウンソク 「余命6ヶ月だ。 それまでは・・・死なない」




CTに変化はなく 「もしかして・・・大腸に転移したのか?」
血液検査の結果を見たウンソク 「・・・!」

==病室==

厳しい顔でヨンジェの前に立つ
ヨンジェ 「どうだった?・・・顔が怖いわ・・・
      深刻なの? 《不安そうなヨンジェ》」
ウンソク 「最後の排便はいつ?」
ヨンジェ 「エッ?たぶん・・・3〜4日前かな」
ウンソク 「腸の中がー ・・・便でいっぱいだ。 便秘です」

吹き出す同室の患者ヒジュ  【私も吹き出しました^^】
(21歳の明るい女の子ヒジュとヨンジェは、ここで初めて出会います)

ヨンジェ 「ウソでしょ?  《恥ずかしそうに》  本当に痛いのよ
      つらくて死にそうなのに」
ウンソク 「浣腸をします!」



==病院の外==

元気になり病院を出るヨンジェ
ウンソクが歩いてくるのが見え、目を合わせないように
通り過ぎようとする。

ウンソク 「気分はよさそうですね」
ヨンジェ 「《バツの悪そうな顔で》
      ええ、生き返ったような気分だわ」
ウンソク  「《フッと笑い》  治療は?」
ヨンジェ 「《うなずきながら》  受けるわ」
ウンソク 「月曜日に予約を入れます」




歩き出したヨンジェ。振り返りウンソクを呼び止め
「有難う」 笑顔で手を振る。



微笑むウンソク・・・



第5話

==抗がん剤治療に来たヨンジェ==

治療を受ける決心はしたものの、
新薬の抗がん剤使用を怖がるヨンジェ

ウンソク 「地雷があると知りながら、進みますか?
      避けることを考えずに?
      僕の記憶では臆病ではないはず
      好奇心旺盛で自信にあふれていた」

ヨンジェ 「私のこと、覚えていたのね
      子供の頃はそうだった
      今はずいぶん変わったけど・・・
      あんたは私に最善の方法を薦めているはず
      いいわ、受ける」



==病室==

好きな歌手、ジュンスのファンミーティングがあると知り
同室のヒジュに手伝ってもらい、申し込みをしているヨンジェ

ヒジュ  「正直に書けば?
     “私はガンです。あなたとデートするのが私の願いです”」
ヨンジェ 「フ〜、本当のことなのにウソっぽい感じがする」
ヒジュ  「あと一人追加すれば10個よ、当選確率があがるわ」
ヨンジェ 「もう、知り合いが残っていない」

そこへウンソクが入ってくる。
ウンソク 「吐き気はありますか?」
ヨンジェ 「大丈夫。元気よ」
ウンソク 「薬が合っているようですね」

ウンソクが出て行ったあと
ヨンジェ 「誰の名前で応募しようかしら・・・あぁ! 《ひらめく》」



==病院ロビーの休憩室==

ヨンジェの買ってきたお茶をウンソクに渡す

ヨンジェがコーヒーを飲もうとすると
「コーヒーより緑茶のほうがいい」と取り替えるウンソク

ウンソク 「話は何です?」
ヨンジェ 「思ったより体調がいいのよ。髪も抜けないし
      吐き気もない。
      以前、父さんの話をしたでしょ?
      副作用がひどくて、入院中はとても苦しんでいた
      “治療をやめて家に帰りたい 家族と過ごしたい”
      そう言ってたけど私が反対した。
      結局、ずっと病院で過ごして亡くなったわ。
      そのことを今でも後悔しているし
      だから病院や治療を受ける事に抵抗があるの。
      でも安心した。 あんたがいて」
ウンソク 「・・・僕に言ったね。
      医師の資格が・・ないって・・・」
ヨンジェ 「それは頭にきたから、勢いにまかせて言ったの」
ウンソク 「《安心したように》そろそろ行こう」



==病院のロビー==

病棟に戻る途中

ヨンジェ 「ところで結婚したの?」
ウンソク 「いいや」
ヨンジェ 「彼女は?」
ウンソク 「いない」
ヨンジェ 「確かに あんたは無愛想だから無理かも」
ウンソク 「でもモテた」 ヨンジェ「まさか」

その時、突然バケツの水を浴びせられた二人
(あの騒動の時の夫)



ウンソク 「何するんですか!」
夫    「妻を殺しておいて のうのうと暮らすお前が許せない
      俺はつらくて眠れないのに、
      平気な顔しているお前が憎いんだ
      3年間も担当した患者を、なぜ血も涙もなく突き放せるんだ
      いずれ死ぬ患者に親切にしても、なんの得にもならない?
      毎晩よく眠れるだろう、死ぬまで医者をやるがいい!」



驚いているヨンジェに
ウンソク  「悪いな 僕のせいで・・こんな目に遭わせて」

部屋に戻ったウンソク。濡れた白衣を床にたたきつける。

==病棟==

階段を上がってきたウンソク

ヨンジェ 「大丈夫?」
ウンソク 「あぁ、どうせこの病院を離れる。
      テキサスにあるDMアンダーソンに行く。推薦でね」
ヨンジェ 「私の治療は?」
ウンソク 「心配するな、僕より冷酷な医者はいない」
ヨンジェ 「お祝いすべきことよね?いつ行くの?」
ウンソク 「じきにね」



しかし、科長に呼ばれたウンソク、
夫の件が原因で行けなくなってしまう。


退院の支度をしているヨンジェに
ウンソクの名前で出したファンミ当選の知らせが入る。

==診察室==

ファンミの事で部屋を覗くヨンジェ

ヨンジェ 「ウンソク・・どうしよう・・・」
ウンソク 「そうだ・・ダメになったよ。それで慰めに来たのか?」
イライラしているウンソク



==ファンミ会場前==

ウンソク 「なぜ僕が! 《怒り気味》 なぜ僕の名前で応募を?」
ヨンジェ 「たくさん応募したら当選確率が高くなるでしょ・・
      ごめん・・アンダーソンの件であんたも沈んでたし
      歌でも聞けば気分転換になると思って。
      入り口の前まで来てくれる?
      本人確認が済めば入場できるの」
ウンソク 「君は病気なんだぞ!
      残り少ない時間をこんなことに使うのか?
      もっと有意義なことをしろ!」



帰ろうとするウンソク
 
ヨンジェ 「有意義なこと?それって何よ
      歴史に残る発明品の開発? 
      エベレストの頂上に旗を立てる? 
      “ガン患者 初の登頂”それが有意義なの?
      今まで恥ずかしくて、お金も時間もなくて
      できなかった。
      それを叶えることが、私には有意義なの!
      あんたのせいで水までかけられたのよ!!」

==会場の客席==

結局、一緒に観る事になったウンソク
場違いな所に来たという感じで落ち着かない様子。

ウンソク 「10人の名前を使って応募した中で・・・
      なぜ僕が選ばれた?」
     「そうね・・・」とぼけるヨンジェ

ショーが始まり、ジュンスの歌声に感動しているヨンジェ。



最初は乗り気でなかったウンソクも、
ヨンジェの嬉しそうな姿を見て優しい眼差しになっていく。




そしてトークショーになり

ジュンス 「僕とディナーを食べる方を発表します。
      本当に大勢の方が応募してくれました。
      その中から選ばれた方・・カップルです・・
      チェ・ウンソクさん・・どこですか?」

驚くウンソクとヨンジェ
仕方なく手を上げるウンソク 《ライトがあたる》



ジュンス 「チェさんの応募理由を今から読みます。
      《焦るヨンジェ》

     “彼女に初めて会ったのは9歳の時です。
      それから25年間、
      彼女に ずっと片思いしています。
      でも一度も会ってなかった。
      ところが先日、彼女が僕の病院に来ました。
      彼女は、病気です。
      彼女はジュンスさんのファンです。
      どうか彼女とディナーを食べてくれませんか?”

      お隣の方がそうですね?」

二人にマイクが渡され、会場から「立って!立って!」の歓声
とまどいながら立つウンソクとヨンジェ。


ジュンス 「医師ですか? 《返事をするウンソク》
      25年前の初恋の人と病院で再会したんですね
      ところで彼女は何の病気なんですか?
      まさか深刻な病気?」
ウンソク 「・・患者のプライバシーなので言えません。」
ジュンス 「ステキだと思いませんか? 《会場の歓声》
      それではファンミーティング終了後に
      お二人と一緒に食事をします」
ウンソク 「あの・・・せっかくですが・・僕は遠慮します。
      彼女はジュンスさんと二人で食べたいはずです。」
ジュンス 「いいですか?」
ウンソク 「1日くらいは譲ります」
ジュンス 「とてもステキな方だと思いませんか?
      《会場の歓声と拍手》」
      

==会場のホール==

ヨンジェ 「ありがとう」
ウンソク 「気にするな。君のためじゃなく
      僕がイヤだから遠慮した。
      ところで・・・あの応募理由なんだが・・・」
ヨンジェ 「悪かったわ まさかステージで読まれるんなんて」
ウンソク 「そうじゃなくて・・・あの内容はー・・・まさか・・・」
ヨンジェ 「あれくらい書かないと当選しないと思ったの
      それに片思いの話以外は事実だわ
      だって、そうでしょ?」
ウンソク 「 《動揺気味》 あぁ・・ 《頷きながら大きなため息》
      僕はこれで・・・」
ヨンジェ 「感謝している 今度お礼にごちそうするわ」


手を振るヨンジェ 微笑みながら去っていくウンソク。

【第6話につづく】

女の香り (ウンソク編) 

第6話〜第10話
準備中

第11話〜第16話
準備中




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