２００４　優勝　第８６回　　　　「駒大苫小牧快進撃の軌跡」展に戻る

駒大苫小牧ー済美（愛媛）戦。 両校あわせて３９安打を数えた壮絶な打撃戦は、 本塁打１本を含む毎回の２０安打を放った駒大苫小牧が １３−１０で制した。 甲子園の５試合すべてで２けた安打を記録した強力打線と 気迫で打者に向かう投手陣の歯車がかみあい 全国制覇の偉業を成し遂げた。 「北の球児」の存在感を全国に示した選手たちに、甲子園 のスタンドはもちろん、道内からも祝福の拍手が送られた。 決勝は１回から激しい点の取り合いとなった。 ２点を先行された駒大苫小牧は鋭い打線で反撃し、 ６回を終えた時点では９−９の同点。 ７回に３連続適時打で勝ち越し、２回途中から 岩田を救援した鈴木が粘り強い投球を見せて逃げ切った。 決勝の両チーム合計２３得点、同３９安打は過去最多。 駒大苫小牧は決勝まで５試合連続の２けた安打。 大会通算チーム打率４割４分８厘は、 大会記録（４割２分７厘＝８３大会、西東京・日大三）を 更新した。 　 夢をありがとう　駒大苫小牧　（甲子園を沸かせた３年間の記録） 朝日新聞北海道支社より ２　回　戦 ２００４年８月１２日 佐世保実 0 0 １ １ 0 0 0 １ 0 ３ 駒大苫小牧 0 0 ２ １ １ ０ ２ １ × ７ 準　々　決　勝 ２００４年８月１９日 駒大苫小牧 0 １ １ ０ ２ 0 ２ ０ 0 ６ 横浜 0 0 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ １ 決　勝 ２００４年８月２２日 済　美 ２ ３ ０ ０ １ ３ 0 １ 0 １０ 駒大苫小牧 １ 0 ２ ３ ０ ３ ３ １ × １３ ３　回　戦 ２００４年８月１６日 日大三 0 0 ２ ０ 0 0 0 ２ ２ ６ 駒大苫小牧 １ ２ １ ０ ０ ０ ０ ３ × ７ 準　決　勝 ２００４年８月２１日 東海大甲府 0 0 ３ ０ 0 ２ ２ ０ １ ８ 駒大苫小牧 0 ２ ２ ３ ３ ０ ０ ０ × １０

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（エルガー）